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*四季の風便り*

風がつぶやいたひとりごと...

雨音を聴きながら… 


まるで6月の梅雨のように降ったり止んだり…

『 すすき梅雨 』 というのだそうです
美しい比喩表現(?)ですよね。。



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葉は花を想い、花は葉を想う・・と言われる 「相思華 」


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花が終ると長い葉が成長して
花と葉はお互いを想い合うだけで出会うこともなく


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長い蘂に捕まりでもしようものなら
その中に引き込まれてしまうほど
いいえ時には埋もれてしまいたくなるほど妖艶な花姿


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人は儚さや切なさ、哀しみも苦しみも背負って生きている

想い出の中の君はいつも笑顔
季節は繰り返され
今年もまた彼岸花の魔法にかかる

雨音を聴きながら
君を呼び起こす。。。







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またまた本のご紹介です
今回は下村敦史さんの 【 悲岸花 】


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両親が図った一家心中で生き残った幸子と
子供を道連れに無理心中しようとして生き残った母・雪絵

立場の違う2人の女性が出会い、交錯によって起こる恨みや憎しみ
被害者と加害者という立場は背中合わせの紙一重
それぞれの過去を背負って生きる物語

許すという行為の難しさが鮮明に出ている作品だったように思います
「彼岸花」ではなく「悲岸花」。。




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